厚生省が発表した2009年人口動態統計(概数)によれば、1年間の出
生数は107万25人で前年より2万1131人減少。また、一人の女性が
生涯に産む子供の数「合計特殊出生率」は1.37で前年と同率。
死亡数は、114万1920人で前年より487人減少し、死亡率は(人口
千対)は9.1と前年同率。
死因の原因は、1位は「がん」で全死亡者に占める割合は30.1%に
達し、1981年(昭和56)以来連続29年間、1位の座を占めている。
2位は「心疾患」(高血圧を除く)で同15.8%。
3位は「脳血管疾患」で同10.7%であった。
<がん>・・・・・死亡率(人口10万対)273.4。死亡者割合30.1
%で全死亡者の3人に1人が死亡したことを示している。
<心疾患>・・・死亡率(人口10万対)143.5。死亡者割合15.8
%。1985年(昭和60)に「脳血管疾患」に代わり2位となった。
<脳血管疾患>死亡率(人口10万対)97.2.死亡者割合10.7
%で70年(昭和45)をピークに低下し始め、今日に至っている。
以上、全死亡者に占める生活習慣病の割合は56.6%となった。
(アフラックニュース2010・9より抜粋)